今までカリグラフィーのペンを2回ご紹介しましたが、最後はこちらです。ペン先は、細く尖って二つに割れているだけですが、何と言ってもこの軸の形状は普通ではありません!
長い方の軸の先に、ペン先をはめる部分が斜めにくっついているのです。
このペンは、画像にある「筆記体」のような文字、「カッパープレート体」を書くときに使います。力の入れ加減を調節しながら書くのですが、慣れるとこの不思議な形だからこそ、線の太い細いのある文字になる、ということがわかります。
昔々18世紀のイギリスで、商業用としてたくさんの書類を処理するために、速く書ける文字として発達したそうですが、今はビジネス用と言ったらパソコン文書の時代。でも手書き文字の良さもどこかに残しておきたいな・・・と日々思う私なのでした(un)
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